(記事最後に動画配信サービスを使った、ならではの英語勉強法をちらっと追加しました。)
海外に住んでいて個人的に困るのが、日本からのアクセスしか許可していないサービスがちらほらあること。
具体的には
・一部のYouTube動画
・Hulu/Tsutaya/DMMなどの動画配信サービス
・一部のアプリ
・国会の生中継や国内放送局コンテンツ
などなど
主に著作権が問題なケースが多いですね。
今回は、どうすれば海外に居ながらにして、日本にいるように装い、そういったサービスを利用するかについて書きたいと思います。
今回使うものはVPNと呼ばれるものです。
VPN(V P N)
つまり海外から日本のサーバーを通してサービスを利用することで、サービスの提供側に日本からのアクセスのように見せる、ということですね。
ちょっと複雑そうな感じがしますが一度設定してしまえばその後難しいことはないです。
それでは手順を追っていきましょう。
VPNの提供元の選択肢
選択肢として
1.無料VPNを利用
2.自分でVPN機能がある機器を日本に設置
3.有料VPNを利用
の3つがありますが、今回紹介するのは3の有料のものだけに絞っています。
というのも、
1.の無料のものは今回の趣旨である「動画を見る」という利用方法にはあまりに不安定で使えない
2.では日本に専用のルーターを設置し、日本での回線も契約したままにする必要があるので、海外に来るにあたってあまりオススメしない
からです。
軽く触れておくと
1に関してはVPN Gate 筑波大学による公開 VPN 中継サーバープロジェクト、
2に関してはBuffaloルーター商品ページなどですね。
というわけで3の有料のVPNサービスを使う、という選択肢について紹介します!
有料のVPNサービス 登録方法
僕が使っていたのはインターリンクという会社のマイIPというもの。
いくつか調べたのですが、ここが一番評判が良かったです。
使っている人がおそらく最も多いので、レビューや使い方の記事も多く、おすすめです。
(ちなみに僕は最初の2ヶ月の無料期間だけ使っていました。)
上のリンクから飛ぶとこんなページが表示されるかと思います。
(Mac/Chromeからだとうまく表示されないケースがあるみたいです。Safariだとうまくいきます。)
マイIPというものと、マイIPソフトイーサというものがあると思いますが、普通に動画を見るだけなら安い方のマイIPで全く問題ありません。
マイIPで接続がうまくいかない場合のみマイIPソフトイーサに移行するという流れがおすすめのようです。
(僕は特に何の問題もなくマイIPで使えました。)
注意:登録から無料で2ヶ月使うことができますが、クレジットの登録が必要です。必要ないと感じたら2ヶ月経つまでに解約しないと自動引き落としになってしまいます。(といっても1000円/月ですが。)
支払い後 利用方法
INTERLINK VPNコネクトマネージャーというものをインストールします。
Windows : https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=1185
Mac : https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=961
サービスを選択(マイIPなど、自分が契約したもの)
プロトコルを選択(PPTP)
接続先サーバーを選択(どれを選んでもよいです)
接続がうまくできなくなった時はここで違うサーバーを選択してみましょう。大抵ここで解決します。
ユーザー名、パスワードを入力
接続
終わりです!
動画を楽しむ
あとは普通に見れなかったサイトにアクセスしてみましょう。
見れるようになっているはずです。
無料期間は2ヶ月です。
とりあえず2ヶ月間動画を楽しみましょう!
ちなみに
僕はHuluを使って英語の勉強もしていました。
1.日本語/英語字幕のある映画を選ぶ
2.まず字幕無しでみる(難しければこのステップは飛ばすか映画のレベルを下げる)
3.英語字幕で見る(飛ばして4をやってもよい)
4.英語字幕で見て、わからないところは日本語字幕に切り替える。
5.さらに言えば、知らなかった表現は日本語訳とともにメモをとる。
ディクテーションがおすすめ、という記事をこの前書きましたが、ディクテーションをする前はこの方法で勉強していました。
とにかく英語の勉強は楽しむことが大事だと思います。
カナダに留学中もスキマ時間や家にいる英語をしゃべらない時間をフル活用しましょう!
強いて言えば、AndroidやiPhoneでも気軽に使えるようになるといいのですが…!