僕の英語のひとつの大きな課題が、リスニング力の向上でした。
喋るのは、それらしい文章を作ればなんとかなっても、リスニングはそういった小手先の技が効かないし、そもそも相手の話していることがわからないと、会話にはなりえない。
いわば会話の一番最初のステップですよね。
なのにこのリスニング、他のスキルより圧倒的に伸ばしにくくないですか?
今回は、飽き性で色々な勉強法を試した僕が、唯一いまだに続けれているリスニングの勉強法を紹介したいと思います。
目次
いままで試した方法
リスニング力向上のためにいままで試したのが、
・聞き流し系教材
・TOEICのリスニングパートの練習
・音読系教材
です。
特に聞き流し系とTOEICは効果がなかったように感じます。
そして何より問題なのが、つまらない、ということでした。
ディクテーションとの出会い
セブにいた時にAirbnbを使って泊まった宿泊先に、英語のDVDがいくつかありました。
泊まっている間、勉強になるかな〜と思って幾つかみたのですが、その中でも「」という映画が易しめで、面白くて、何度か見ていました。
その時は字幕を付けてみていて、面白い、使えそうと思った単語をメモしていただけだったのですが、何回でも見れてしまうので、いよいよ台詞まで覚えてきました。
映画を使った勉強法があれば、続けられる気がする!と思いネットで勉強法をさがしていたところ、見つけたのがディクテーションでした。
そもそもディクテーションってなに
やっと本題です。
ディクテーションとは字幕無しで動画を見て、文章を聞き取り、書き起こすという練習法です。
特徴的なのは、わからないところも戻って聞いて、戻って聞いてを繰り返す、というところです。
なるだけすべてを書き出します。
文法的に間違っているのがわかっていたり、聞いたこともないような単語がたくさんあるかもしれませんが、とにかく自分が聞いた風に書き出します。
そして字幕やスクリプトを使い、答え合わせ。
間違っていたところが、どう間違っていたのかわかるように書き込みましょう。
ここでわかるのが、自分がどんな音が苦手なのか、ということ。
自分の苦手な音を知り、何度も繰り返し聞くことでそれを克服していく、という練習法。
コツ
・短い動画からやり始める
長いものでやると途中で飽きてしまい、達成感が薄くなります。
・自分のレベルに合わせたものを選ぶ
なんとなく聞いて理解できるものでも全部書きとるのはなかなか大変です。
少し簡単すぎるレベルの素材から始めて丁度いいくらいです。
・字幕・スクリプトがあるものを選ぶ
これらがないと答え合わせできません。
・ノートはデジタルのものだと追記や修正が楽
僕はEvernoteつかってます。
・何より興味がある動画を選ぶ
ディクテーションのいいところは動画を見ながら英語が勉強できるといところ。
楽しみながらやらないと続きません。
ディクテーションが向いているひと
全くの初心者にはおすすめしません。
子供向けのものなり、何かしらでも、「なんとなく字幕なしでも見れそう」くらいのレベルの人向けです。
すべて書き出すとなるとそれなり時間もかかります。
初心者のかたはまずは基本的な文法や単語の勉強から始めるほうが近道です。
まとめ
今回はディクテーションを紹介しましたが、これが合わないという人もいます。
人によってあうあわないがあるのが勉強だと思うので、自分が続けられるものを見つけるまで、いろんな勉強法を試してみるといいと思います。