最近街でよく見かける、胸の赤いピンは一体何?11月11日に気をつけること

ハロウィンが終わり11月に入った途端に街でよく見かけるようになったものがありませんか?

そう、この赤いピンです。

かなりの人が付けてますが、一体これは何を意味していて、どこで手に入るのでしょうか。

赤いピンの正体

赤いピンはケシ(ポッピー)の花を模したものです。

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カナダでは11月11日はリメンバランス・デー(Remembrance Day)といって、第1次世界大戦の終結日にちにちなんだ戦没者追悼の記念日なのです。

第一次世界大戦中に、多くの犠牲者が出たベルギーのフランダースの戦場にこの赤い花がたくさん咲いていたこと、またその色が戦死者の血の色を表わすことから、この花がシンボルになったそうです。

リメンバランス・デーとは

第一次世界大戦が1918年のこの日、11月11日に終結した、という記念日です。

アメリカやイギリス、オーストラリアでもこの終戦記念の休日が制定されているそうです。

(アメリカではリメンバランス・デーではなく、ベテランズ・デー(Veterans Day)と呼ばれています)

この休日には、各国で戦死者を慰霊する行事がいとなまれ、第一次世界大戦だけでなく、第二次世界大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争を含む全ての近・現代戦で犠牲となった兵士たちに黙祷を捧げるのだそう。

当日は、戦争が終わった午前11時に2分間の黙祷が行われます。

どこで手に入るの

銀行やお店のレジ等に置かれているそうです。

募金をすることでもらえます。

まとめ

11月11日11時にはおそらくお店の中など賑わっている場所でも2分間追悼のため静かになることが予想されます。

その時間は騒いだりせず、周りの人達が戦没者の追悼をしているということを心にとめておきましょう。

小川 大暉

小川 大暉

大学4年の終わりに休学。2015年4月から3ヶ月のセブ留学を経て、カナダに留学中。生活の便利な小技やIT系のサービスの紹介をメインにお届けしていきます。 Facebook