いま流行りのセブ島と大御所トロント、どっちも行ったので比較する【セブ編】

いま人気の留学先といえばフィリピンのセブ島ですよね!

でも、セブに行く前に、ネイティブ圏じゃなくても良いのかなあ、などと悩んだりしました。

結果的に、セブ島もカナダのトロントもどちらも行ったので、そこで感じた違いやメリット・デメリットなどをまとめました。

今回はセブ編なので、セブについて書きます!

フィリピン・セブ島

セブ島ってどんなとこ?

セブ島は日本から飛行機で4~5時間の場所に位置した、フィリピンの島のひとつです。

いま観光スポットとしても盛り上がってきている島で、海がとても綺麗な場所です。

首都のマニラと比べ治安もかなりよく、街にはどんどんと新しいビルが建設されていってます。

セブ島を選んだ理由

・IT系の学校が多い

・安い

IT系の学校が多い

僕はプログラミングを勉強するつもりだったのですが、IT系の学校に入るかは迷っていました。

なので、とりあえずIT系の学校を選ぼう!と思ってNexseedという日系の語学学校を選びました。

NexseedはITのプランがある、当時珍しい学校で、IT系の勉強をしている友だちや知り合いはかなりこの学校で増えました。

結果として、独学で勉強しているときに、わからない所を教えてもらったりすることができました。

安い

とにかく安いです。

詳しくは下のメリットで。

セブ島留学のメリット

では、メリットを見ていきましょう。

まとめると、

・いろいろ安い

・マンツーマンレッスン

・ご飯が美味しい

・IT系の人や面白い人が多い

と言った感じです。

いろいろ安い

これはそのままですね。

授業料で言えば、例えば、セブ島で僕がもう一つの語学学校QQEnglishでは

マンツーマンクラス × 1日6コマ + 二人部屋 = 170,000円 / 4週間

といった感じ。

カナダでグループクラスを受けるよりもセブでマンツーマンを受けるほうが安いんです。

食費は、現地の食堂みたいなところで食べれば、女性なら一食200円くらいでお腹いっぱいになれるんじゃないでしょうか。

携帯代や飲み物代など、意外に行ってみてコストがかさむ原因になる部分もかなり安いです。

感覚的に日本の1/2〜2/3といったイメージ。

マッサージも1時間1000円くらいです。

ちなみに飛行機は最安片道3000円。

→Cebu PacificというLCC航空会社のキャンペーン価格

マンツーマンレッスン

セブのおすすめポイントはこれですね。

先進国では絶対に受けれない(受けれるけど高い)マンツーマンレッスンが安い価格で受けられます。

また、授業の時間も他の国に比べて長く、平均5~7コマ(1コマ1時間程度)で、朝から夕方まで授業といった学校が多いですね。

また、マンツーマンはとにかく喋る量が圧倒的に普通のクラスに比べて多いし、弱点を徹底的に集中して直したりできるのがメリットです。

ご飯がおいしい

おいしい、というのは感覚的ではありますが、同じアジアの国なので、主食が米であったり、煮物がたくさんあったりする点は評価に値すると思っています。

一番優先して考える部分ではありませんが、毎日食べるものですし、食事が合わないのはかなりストレスになることを考慮すると、大事なポイントではあります。

IT系の人や面白い人がおおい

これも定量化できる部分ではないですが、面白いことをしている人や、ビジネスをしている人に出会うことが多かったのはセブの面白いところでした。

日本人を中心としたハッカソン(IT系のイベント)があったり、

セブ島留学のデメリット

さて、次はデメリットです。

まとめると、

・英語は第二言語

・日本人が多い

・先進国に比べれば治安・環境は良くない

と言った感じ。

英語は第二言語

これが一番デメリットとして大きいです。

例えば友だちを作って、その友だちと遊ぶことになったとします。

その友だちが友だちを呼んできたりするわけですが、そのふたりはやっぱり第一言語の現地の言葉を喋るわけですね。

気を使って、僕が会話に入っているときはもちろん英語なのですが、友だち同士の身内の会話など、本来英語であればリスニングやボキャブラリのいい勉強になる「盗み聞き」がセブではできないんです。

セブには3ヶ月いたのですが、2ヶ月たった辺りでこれが嫌で、ネイティブの国に変えようと思いました。

日本人が多い

僕がどちらも日系の学校に行ったからということもありますが、アジア人(特に日本人、中国人、台湾人、韓国人)がかなり多いです。

できるだけ学校外でも英語を使うように努力していたつもりではいましたが、カナダにいた時と比べると日本語を使っていた時間はかなり長かったな、と後で思いました。

学校内でもカナダの方がEnglish Only Policyは強く、学生の意識としてもカナダのほうが、英語を使いたいと思っている日本人が多かったように感じます。

日本語を一切使わないようにしようと思うとかなりの覚悟が必要です。

ま、どこに行っても自分次第ではありますが。

先進国に比べれば治安・環境は良くない

まあこれは当たり前かもしれませんが、日本人との所得の差はやはりセブでは大きいです。

その分、観光客や留学生をターゲットにした、スリや強盗、詐欺などの話はセブではよくありました。

実際にケガを負ったという話は聞かなかったですが、銃や刃物をつきつけられたという話や、携帯をすられたという話は頻繁にではないですが、聞きました。

僕は2回携帯をなくしました。

どちらも不注意で落としたのですが。

また、セブに来たらだいたいみなさん1ヶ月くらいたった辺りでお腹を下します。

原因は諸説あるのですが、大体水関連が多いです。

セブでは水道水は飲めないのですが、水道水を飲水として出すお店が結構あったり(たぶん現地のひとは飲める)、料理などに使われている水が水道水だったり、ということでそれを意図せずとも摂取していまい、お腹を下すというパターンが多かったです。

まとめ

僕は「文法が全然まだ分からない!」という方や「英語はサボっていたので苦手意識がある」という方にはセブをおすすめしています。

マンツーマンがとにかく強みなので、プライベートより学校できちんと勉強したい、という方もセブに向いていると思います。

ただ、英語力で言うと先生によっては字幕付けないと英語の映画見れないという先生がいたりはします(カナダ人のネイティブでもイギリス英語がわからないから字幕つけるという人はいましたが)。

あ、ちなみに、セブ島のビーチはめっちゃ綺麗です。

行くなら、遠めのところに行くことをおすすめ。

次回、いま流行りのセブ島と大御所トロント、どっちも行ったので比較する【トロント編】ではトロントの良いところ悪いところを書いていきます!

もういまネイティブ圏にいるけど、国を変えたいという方や、いまから留学に行きたくてネイティブ圏かセブかみたいなふうに悩んでいる方の助けになれると嬉しいです。

お楽しみに。

小川 大暉

小川 大暉

大学4年の終わりに休学。2015年4月から3ヶ月のセブ留学を経て、カナダに留学中。生活の便利な小技やIT系のサービスの紹介をメインにお届けしていきます。 Facebook