Picture:Passport Stamps
最近厳しくなってきていると言われているカナダのビザ事情。
きちんと理解して、無駄のない留学/ワーホリにしましょう。
目次
ビザの種類
カナダでの留学に使えるビザは
・観光/ビジタービザ
・学生ビザ
・ワーキングホリデービザ
です。
それではひとつずつ詳しく見ていきましょう。
観光/ビジタービザ
注意:2016年4月からElectronic Travel Authorization (eTA)というものが導入されるようです。
執筆時(2015年9月)現在の情報によると、2016年4月以降、日本からの空路によるカナダへの入国にはeTAが必要になるとのことです。
詳細はGovernment of Canada(外部リンク)を参照してください。
・どんなひとが使えるの?
現在のところ、観光・友人や親族訪問・出張などの目的でカナダに入国する際、渡航が6ヶ月以内であれば観光/ビジタービザでの滞在が可能です。
・取得に必要な書類
出国予定日+1日以上の有効期限があるパスポート
一時滞在者査証(日本国籍保持者は不要)
・申請方法
特別な書類は必要ありません。
カナダ入国時に自動的に取得することになります。
・注意すべき点
入国審査官に不審だと思われた場合、最悪入国拒否、その場で帰国せざるを得なくなります。
往復の航空券を持っていない場合には特に注意が必要です。
・帰りの航空券を買っていきたくない人はどうすればよいか
カナダ入国の際に入国を拒否されかけた話という記事を書いたので、是非そちらをご覧になってください。
まとめると、
・どこかへ出国するチケットを買っておく
・準備できる書類は準備する(ホテルの予約画面の印刷したもの等)
が必要になってきます。
なお、6ヶ月を過ぎても滞在したいという場合は
・ビザを切り替える
・一時滞在者として滞在延長を申し込む
という手があります。
参照:
学生ビザ
・どんなひとが使えるの?
6ヶ月以上カナダで学校に通う人は学生ビザが必要になります。
・取得に必要な書類
学校からの就学予定証明証
銀行の残高証明(就学に十分な金額)
・申請方法
基本的にオンラインからの申請になります。
注意:東京のカナダ大使館での申請はできません。
ワーキングホリデイビザ
・どんなひとが使えるの?
申請書受理の時点で18才以上30才以下の人が、最長1年間カナダに滞在するためのビザです。
就労や最長6ヶ月の就学が可能になります。
・申請方法
・注意すべき点
一度取得すると、ワーホリビザは同国で取得することが2度とできなくなります。
つまりカナダでワーホリができるのは人生に一回、1年だけということになりますので、計画的にビザを利用しましょう。