カナダ入国の際に入国を拒否されかけた話

カナダ入国にあたって少し不安なことがありました。

「入国できるのか」という深刻な問題です。笑

今回はどういった流れで入国を拒否されかけたのか書いていきます。

前提

僕はカナダ渡航後、アメリカに行くか日本にそのまま帰るか、いつ移動するかなど何も決めてない状態でカナダへ渡航しました。

お金を無駄にしたくないのでアメリカへの航空券も帰りの航空券も取らずにいきました(OPEN FIXは確か高かった)。

日本の空港にて

エアカナダでの渡航だったのですが、チェックインの際の会話。

お姉さん「帰りの航空券はお持ちですか。」

僕「持ってません。」

お姉さん「え、なぜですか?」

僕「そのままアメリカにいくので。」

お姉さん「そうですか。最悪、入国拒否になるのでがんばってくださいね。

僕「あ、はい…。(…何を頑張れというのだろうか…。)」

無事出国はしました。

入国審査

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さて、長い長い空の旅を終え、無事トロントの空港に到着。

眠い!体調悪い!の中、ついに運命の入国審査。

強面のお兄さん「カナダ渡航の目的は?」

僕「留学です。」

強面のお兄さん「学校は?」

僕「まだ決めてません。」

強面のお兄さん「いつ帰るの?」

僕「9月20日です。」

強面のお兄さん「飛行機のチケットは?」

僕「ないです。けどアメリカへのバスのチケットがあります(ドヤ顔)。」

そう、とにかく出国する予定があることを示すことが大事だと調べてわかっていたので、アメリカ行きのバスのチケットを買ってあったのです。

チケットはニューヨーク行き。

バス会社は「」という会社のもので、FIXのチケットを買いました。

返金・日にち変更ができるチケットです。

つまり元から使うつもりはなくて、返金するつもりでした。

強面のお兄さん「…。」

僕「…。」

強面のお兄さん「…オッケー、行っていいよ。」

僕「サンキュー。 (やったー!) 」

そしてその後問題は起きた…

その後、空港のWiFi使って日本に電話したりして、安心しきっていたところで事件は起きました。

空港を出ようとすると、

係の人「スタンプがないから出れないよ、2階の特別室に行ってスタンプをもらってね。」

僕「え??間違いか何かでしょうか…??」

特別室での質問

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かなり焦りながら特別室へ行きました。

部屋の作りもよくわからない作り、従業員も強面でオドオドしていると、さらに変な方に呼ばれます。

そこに待ち構えていたお兄さんは、もう顔だけで圧迫面接ばりのカナダトップレベルの強面お兄さん。…オーマイガッ。

ここで質問された事項

・渡航の目的は何か

→留学

・留学先はどこか

→未定。◯◯か✕✕という学校にいくつもり。

・ステイ先はどこか

→ホテル予約画面を見せる。

・お金はどうやりくりするのか

→クレジットのキャッシング

・利用の限度額はいくらか。口座にはいくら入ってるのか。

→◯◯円。

・キャッシュはいくら持ってるか

→400ドル。

なんとか無事にカナダに入れてもらえました…。。。。

良かった本当に。。。

入国審査のウワサ

僕が調べた話だと、とにかく入れるかどうかは入国審査官によるそう。

英語が全くしゃべれないと諦めて入れてくれたり、中途半端に喋れると逆に拒否されたりと、とにかく人によるみたいです。

所持金に関しては本人名義の銀行の残高証明があると有利だとか関係ないだとか。

用意するなら英語記載のものでないと役に立ちません。

大抵どこの銀行も発行に2週間以上かかるので、発行するなら早めに発行しましょう。

余談ですが、いきなりドルで所持金などを聞かれて、ドルの計算に慣れてないとかなり戸惑います。

ある程度上記の質問等から自分の答えをドルに換算して準備していくとよいと思います。

まとめ

とにかく帰りのチケットがあるに越したことはないです。

ないなら出国のチケットは絶対に手に入れておきましょう。

小川 大暉

小川 大暉

大学4年の終わりに休学。2015年4月から3ヶ月のセブ留学を経て、カナダに留学中。生活の便利な小技やIT系のサービスの紹介をメインにお届けしていきます。 Facebook